新しい安定型ハイドロキノンとは?
大人の年齢肌には効果に期待できるオススメの成分!
ハイドロキノンは、もともと自然界に存在している成分です。紫外線は、色素細胞にあたった際にメラニンを作るための酵素を作ります。ハイドロキノンはこれを抑制する働きがあり、食物でいえばイチゴ・ブルーベリー・コーヒー・紅茶・麦芽などに含まれています。植物は紫外線を浴びると活性酸素を発生させて悪影響を及ぼしますが、その影響を受けてしまった細胞を元の状態に戻す働きに期待できるといわれています。
ハイドロキノンは海外では一般的な成分で、スキンケアに役立てられてきました。日本でも多くのクリニックで処方されている成分で、シミ治療と共に人気のある成分です。ハイドロキノンは、不安定な性質であることからその扱いは難しく、医療機関でしか処方できないというデメリットがありました。しかし、薬機法の改正により規制緩和が行われ、化粧品への配合がやっと認められました。
熱や光に弱く、安定性に欠けていて扱いづらい性質がありますが、それを安定させる成分と合成させてできたものが「新安定型ハイドロキノン」です。成分が保たれるようになり、従来のハイドロキノンよりも酸化や湿度や熱などにも強くなりました。それにもかかわらず肌に対しての刺激が最小限となりました。 ただ、実際にハイドロキノンを使用している基礎化粧品は限られています。濃度や使用方法には注意が必要で、紫外線の影響を強く受けるので肌に塗ったまま紫外線に当たらないことが重要です。これらの注意点さえ守れば、効果に期待できることから大人の年齢肌化粧品としてオススメの成分です。